細菌とウイルスとの違いとは・・・②大きさ

どちらも非常に小さく、肉眼で見ることはできません。

【細菌】

細菌は細胞を持ち、自己複製能力を持った微生物です。一つの細胞しか無いので単細胞生物です。

大きさは、通常1mmの1/1000の単位【μm(マイクロメートル)】が用いられます。細菌は光学顕微鏡で見ることができます。

例)ブドウ球菌は、直径約0.8~1.0μmの球状

【ウイルス】

ウイルスは、蛋白質の外殻、内部に遺伝子(DNA、RNA)を持っただけの単純な構造の微生物です。細菌のように栄養を摂取してエネルギーを生産するような生命活動は行いません。

大きさは、細菌よりもはるかに小さく、μmの更に1/1000の単位【nm(ナノメートル)】が用いられます。ウイルスを見るには電子顕微鏡が必要です。

細胞を宿主にするため、ウイルスがより小さいのは当然です。

例)ノロウイルスは、直径約30nm

・・・次回は『③増殖』について

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