やしき神

つねに家を守る屋敷神

敷地内に住んで、家を守る神。家によって、稲荷、八幡、さらには弁天、観音とさまざまな神仏が屋敷神とされています。そうした神さまは住む人が変わっても、同じ場所に居続けるといわれます。

岩手県などでは、「座敷童子」という妖怪が有名で、これもまた、家を守る神さまが形を変えた姿ともいわれます。こちらはときとして出ていったり、戻ってきたりすることがあります。出ていくときは、立てかけてあったはずのほうきが倒れているなどの不思議なことが起こり、その日から家運はかたむいていきます。

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